館の住人たち

ドレインマンションは、殺すよりも捕まえることを好む悪魔たちで溢れている。脱出の道すがら、あなたが出会うのはこんな連中だ。

館のどの部屋にも、それぞれの主がいる。ドレインマンションの敵は、倒したら忘れてしまうような雑魚ではない。それぞれに外見があり、挙動があり、捕まえた瞬間に再生される手描きの専用シーンがある。ゲーム全体で40種類以上の敵シーンが用意されており、同じ捕まり方は二度とない。

サキュバスたち

館の人口の大半を占めるのがサキュバスで、彼女たちにはいくつかの種類がある。まず出会うのはブラウン・サキュバス。獲物をじわじわと追い詰める、忍耐強い狩人だ。グリーン・サキュバスは温室や庭園を毒々しい微笑みとともに巡る。ピンク・サキュバスは装飾の施された上層階を好み、食事の前に少しだけ獲物を弄ぶ。パープル・サキュバスは一族で最も足が速く、そしてダーク・サキュバスは最強の狩人で、視認すら困難な最も暗い廊下を滑るように移動する。

ドレインマンションの画面。ピンクのサキュバスと主人公が対峙するイベントシーン
ピンクのサキュバス、距離を詰める寸前。

サキュバスはそれぞれ単純な巡回ルートを歩いており、これが対処を公平にしている理由だ。ルートを覚え、タイミングを計り、隙間をすり抜ける。ひとたび気づかれれば追跡が始まり、捕まればシーンが再生されて生命力を削られる。捕まったからといってゲームオーバーにはならないが、代償はいつだって大きい。

悪魔と、その他の恐怖

サキュバスだけではない。館には、家具に潜んで飛びかかるクローゼットデーモン、床を這って通路を塞ぐスライム、走って振り切れないほど鈍重なパトロールを持つトロール、そして上層階の縄張りで影そのものを疑わせるヴァンパイアが棲む。敵ごとにアプローチを変えなければならず、それこそがこのアクションを誠実に保っている。ひとつの技を覚えて全員に通用させることはできないのだ。

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ブラウン・サキュバス

最初に出会うであろう住人。忍耐強く、几帳面で、いつも出口とあなたの間にいる。

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グリーン・サキュバス

館の植物の間が得意分野。緑あふれる部屋を縫うように巡回し、安心した瞬間を狙ってくる。

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ピンク・サキュバス

装飾された上層階を好む。姉妹より鈍足だが、彼女のシーンはゲームでも屈指の凝りようだ。

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パープル・サキュバス

一族最速。前方に紫色の尻尾を見かけたら、振り返る前に物陰を探そう。

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ダーク・サキュバス

館で最も危険な狩人。目が追いつかないほど暗い廊下を巡回している。

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クローゼットデーモン

館の家具に潜み、通りかかった瞬間に飛びかかる。何かを開ける前に、軋み音を聞き分けろ。

サキュバスロード

館の食物連鎖の頂点に立つのがサキュバスロード。館を取り仕切り、どの部屋へ進むことを許すかを決める存在だ。彼女は古典的な意味でのボス戦では登場しない。その代わり、館そのものを通じてあなたを試す。正しい扉へ導き、間違えたときにはじっと見つめる。正しい扉を選ばなければ罠にかかり、サキュバスロードの前に、あなたの生命力が銀の盆に載せて運ばれることになる。

ドレインマンションの画面。レバーと施錠された扉が並ぶ謎解きの部屋
どの扉を閉ざすかを決めるのは、サキュバスロードだ。

彼女の存在は、姿よりも気配として感じられる。館の構造、罠の配置、巡回の巧妙さ、そのすべてが彼女の設計だ。直接対面する場面は、ゲームが積み重ねてきた期待に応える名場面であり、彼女のシーンは本作随一の手描きクオリティを誇る。すべてを見たいプレイヤーには、2つのエンディングが彼女の廊下を再び歩く理由を与えてくれる。